ネイルサロン運営のコンヴァノ、マイニングとオプション取引でビットコイン事業を本格化 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

ネイルサロン運営のコンヴァノ、マイニングとオプション取引でビットコイン事業を本格化

ネイルサロン「FASTNAIL」を運営するコンヴァノは8月6日、データセンターを活用した「グリーン・ビットコインマイニング事業」を開始することを明らかにした。

前日5日開催の取締役会で決議されたもので、同社は本事業をグループ全体の新たな成長エンジンに据えて展開するとしている。

発表によると、事業は電力価格が比較的安価な米国地域で展開する。再生可能エネルギーの長期購入契約(PPA)やグリーン料金プランなどを活用し、環境負荷と運転コストの低減を両立。

さらに、電力網の逼迫時にはマイニングを停止して系統安定化に貢献する「需要応答制御」の仕組みも導入する。同社はこれらの取り組みを「グリーン・マイニング」と定義している。

この新規事業は、同社が8月4日に公表した「コンヴァノ 21,000 ビットコイン財務補完計画」に基づくもので、2027年3月末までに21,000 BTCを保有するという長期目標の達成に向け、マイニングで得たBTCを内部創出源とする。当面の目標として月間10ビットコインの採掘を掲げている。

関連記事:ネイルサロン「FASTNAIL」運営会社、「21,000ビットコイン財務補完計画」を策定──想定4,340億円相当

また、同社は8月5日、オプション取引による「ビットコイン・インカム事業」の開始も発表している。これは、あらかじめ定めた価格でビットコインを買い取る契約の対価として手数料(プレミアム)を得る手法だ。

取引は100%現金担保で行い、レバレッジは用いない。2026年3月期中に300億円を充当し、手数料収入だけで年間10%(30億円)のリターン確保を目指すとしており、これも「財務補完計画」を補強するものと位置づけられている。

一連の発表に加え、同社は自社ウェブサイト上にビットコイン保有状況を開示する「BTC情報」ページを新設するなど、暗号資産関連事業への取り組みを急速に本格化させている。

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